運用報告書とはファンドの運営を行うファンド会社(委託会社)が投資家に対してファンドの運用経過や成績などの情報を開示し、報告するために作成される文書のことで、投資信託法内にて以下のように定められています。
「投資信託委託業者は、その運用の指図を行う投資信託財産について、内閣府令で定めるところにより、当該投資信託財産の計算期間の末日ごとに、運用報告書を作成し、かつ、当該運用報告書を当該投資信託財産に係る知られたる受益者に対して交付しなければならない」つまり、ファンド会社は計算期間の末日毎に運用報告書を作成し、交付しなければいけないわけです。
運用報告書の発行が義務付けられている背景には、投資家の保護に関する法律の規定があります。つまり、投資家が報告書を介してファンドの運営状況を監視できるような仕組みになっているわけです。
ファンドを購入したけれど、運用報告書は専門的すぎて詳しく読んだことがない、という方も多いようですが、大切な資産を預けて運用しているわけですから、できるだけ最低限の項目くらいは今後のより効率的な投資のためにも理解できるようにしましょう。
一般的に報告書に含まれる内容としては、運用実績、運用経過や今後の運用方針、一口あたりの投資に対してかかった費用の明細、主な売買銘柄、資産、負債、元本の状況、損益状況などです。確かに最初は損益ばかりに目が行き、一喜一憂しがちですが、その理由を読み取れるようになることが大切です。最近ではインターネットなどでも、運用報告書の主要項目の読み方の解説をしているサイトなども多いので、ぜひ一度チャレンジしてみてください
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