ベンチャーキャピタルとは、Venture=ベンチャー企業にCapital=資本を注入もしくは投資することを活動内容とする組織や企業のことを指し、ベンチャーキャピタルファンドとはそれを目的としたファンドの事を言います。将来の成長が見込まれる企業でも、その企業がまだ若く、小さい場合、必ずしも銀行などの金融機関から十分に必要な融資が受けられるとは限りません。
そのような場合に、ベンチャーキャピタルは銀行が企業に「融資」という貸し付けを行うのに対し、企業の株式や社債を「出資」という形で買い付け、ほとんどの場合その会社の一株主となることで、資金面のみならず、時には経営面でのアドバイスも行う文字通りのパートナーとして、企業を成長させ、価値を高めることを目指していきます。
このように、経営面でも協働していくベンチャーキャピタル(多くの場合VCと略されます)の事を「ハンズオン型VC」と呼び、逆に出資は行っても、投資対象企業の経営方法や方針には口出しをしない場合は「サイレントVC」と呼ばれます。
ベンチャーキャピタルの本場であるアメリカでは、今では有名な世界的企業であるインテルやマイクロソフトなども、創立当時はその将来性を見抜いたベンチャーキャピタルによって支援を受け、成長をしていったことは良く知られた事実です。
日本でも米国の例に倣って、次世代を担うベンチャー企業を育成しようという機運は高まっていましたが、リスクを欧米よりも恐れる日本人の体質とベンチャー投資は相性が悪いという説も少なくなく、アメリカのような大きな結果を生むには至っていないのが実際のところです。
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